女子野球ワールドカップは世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が主催する国際大会です。世界野球ソフトボール連盟が選出した世界の国だけが参加できる国際大会なので、どの国も自由に参加できる訳ではありません。
開催されるタイミングは4年に1度なので、毎年開催している大会ではないです。非常に大きなスポーツイベントですが、コロナウイルスによる影響を受けているのでスケジュール調整は難航しています。当初は2021の夏頃を予定していましたが、コロナウイルスの感染拡大によってオリンピックが一年延長してしまいました。オリンピックは2020年に開催する予定だったので、女子野球ワールドカップと日程が一緒になることはありませんでした。
オリンピックが延期になったことで女子野球ワールドカップは再延期になります。楽しみにしていた人も多いかもしれませんが、女子野球ワールドカップは2021年後半に開催されることになりました。女子野球ワールドカップはメキシコ第6都市であるティフアナという場所で行われます。メキシコは渡航禁止になっている国がまだまだ多いですし、世界的に流行しているコロナウイルスが落ち着かない限り開催は難しいです。世界野球ソフトボール連盟が選出した国々も参加できる可能性は低く、このままだと参加を辞退する国もあらわれるかもしれません。
大会を盛り上げるためには観客の存在も忘れてはいけません。無観客で試合をしても臨場感は期待できないですし、選手のモチベーションも上げることはできないです。現在の状況では会場に満員の観客を入れるのは難しいですし、観客の数を制限して試合を行ったとしてもコロナウイルスに感染する人が増えると試合を途中で中断することになるかもしれません。
安全を確保できない状況で試合を行うのは良いことではないと考える国も多く、世界野球ソフトボール連盟もそれは望んでいないです。完全に安全が確保できる中で開催されるのが一番ですが、現状ではワクチン接種を済ませた国であれば問題なく参加できる流れになっています。これでも100%安全とは言えませんが、これ以上の延期も難しいので、ワクチン接種すればOKという流れで準備を進めていくことになるはずです。日本のようにワクチン接種が送れている国もありますし、ワクチン接種を拒否している人も多いので全ての選手が参加できるのかどうかは微妙になってます。日本もワクチン接種は遅れています。