野球の基本ルールは非常に簡単で、2つのチームが対戦しより多くの点を獲得した方が勝つスポーツです。最近では男性だけでなく多くの女性も野球をするようになっており、2009年には日本女子プロ野球機構も発足しました。女子プロ野球リーグの今年の展開としては、新型コロナウイルスの影響を受けて無観客での試合が行われることになっています。野球の基本ルールでは2つのチームがそれぞれ最低9人で構成されており、攻撃側と守備側に分かれます。先に攻めるチームが先攻、後に攻めるチームは後攻と呼ばれ高校野球以上では9回にわたって攻撃と防御を繰り返します。小学校から中学校までは7回までが基本とされており、1点でも多く得点したチームの勝利となります。
守備になったチームでは選手がそれぞれ定められた位置について投手がボールを投げ、攻撃側のチームの選手は順番に打者となって対戦します。フィールド内には1塁から3塁と本塁という4箇所のベースが設置されており、バッターが最初にピッチャーと対峙するのは本塁近くのバッターボックスです。ピッチャーが投げたボールをバッターがバットで打ち返しヒットになったら出塁しますが、辿り着く前にベースを守っていた防御側の選手がボールを捕球するとアウトになります。攻撃側は3回のアウトを取られると攻撃が終了するので、防御側はアウトを取ることを目標として行動します。出塁した選手が1塁から3塁を巡って本塁に帰ってくると1点を獲得できます。出塁した選手はランナーと呼ばれますが、攻撃側のチームは多くのランナーを出して点を取ることを目標に行動することになります。
野球の基本的な流れとしてはピッチャーがボールを投げてバッターが打ち、守備側はランナーが出塁したり塁を進めることがないようにします。攻撃側はバッターが出塁して本塁まで帰ってくれば1点を得ることができ、より多くの点を得たチームが勝利となります。1回につきアウトは3回までで、日本女子プロ野球リーグのように高校生以上の場合は9回まで攻防が繰り返されます。
日本における女子プロ野球リーグは2009年に創設されたので、男子のプロ野球リーグよりも歴史が新しいという特徴があります。男子のプロ野球リーグと異なり創設されてから赤字経営が続いているものの、2018年にアメリカで行われたワールドカップでは女子プロ野球リーグの選手で構成されたチームが6連覇を果たしました。日本女子プロ野球リーグは世界屈指の実力があり年々ファンが増えつつあるので今後の展開が期待されています。